WeWorkが日本進出。ニューヨーク発最先端のコワーキングスペース。

WeWorkは全世界47都市、約200カ所で、10万人のユーザーがいるコワーキングスペースです。2010年に作られた スタートアップですが、すでにその価値は2兆円に届きました。シェアリングエコノミーの波に乗って、さらなる広がりを見せています。

そんな、WeWorkの強みは、単なるおしゃれなオフィスという点ではなく、WeWorkを通じて作られていくコミュニティであるといわれています。

WeWorkとは

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心地よいソファ、無料で提供されるコーヒーやビール、エントランスに置かれたボードゲーム。オフィスというよりかは、カフェだったりホテルのラウンジを思い出すようなデザインのコワーキングスペースを提供しているWeWork。

他にもWeWorkでは、アマゾンや郵便物の受け取りサービスや、キャッシュレスで利用できるオフィス内の雑貨店といった、今までのコワーキングスペースを超えたアメニティを提供しています。しかもこれらサービスを、WeWorkのアプリケーションを通じて管理できるそうです。とても便利ですね。

WeWorkでは、オフィスの社内で設計や企画をしています。社内には不動産チームから、アートグラフィックチームまであります。社内でコンセプトを共有しながらより良いスペース作りをしていくことができるところに、WeWorkの強みがあります。

WeWorkのユーザーは、フリーランス・ワーカーにとどまりません。大企業のノマドワーカーが自由な環境で働いていたり、企業が支店を出店するためにワンルームを借りたりと、様々に使われています。

コミュニティとしてのコワーキングスペースを目指して

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WeWorkは、定期的にイベントが開催されています。例えば、ユーザーがリフレッシュするためのヨガセッションは無料で参加できます。自己啓発の勉強会や、朝食会などの交流会も開催され、利用者同士が気軽につながることができます。

また、WeWorkの利用者限定のSNSコミュニテがあります。そこでは、「今弁護士がいなくて困っているの」などといった投稿がされ、世界中のWeWorkのユーザーへと届きます。必要なニーズをすぐに伝えることで、そこから新たなビジネスがオフィス内で生まれる、といった好循環を作ろうという試みがされています。

また、”CREATOR MAGAZINE”というウェブメディアや、”CREATOR AWARS”というイベントを通して、WeWorkで働くクリエーターが、ビジネスへと参加しやすい仕組みづくりをしています。”CREATOR MAGAZINE”ではクリエーターのプロフィールをみることができます。

こういったコミュニケーションを促進する仕組みづくりは、オフィスの設計にも表れています。たとえば、WeWorkの本社では廊下をあえて狭く設計することで、すれ違うときのコミュニケーションが生まれるようにしています。

WeWorkが日本へ来る

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世界中で展開されているWeWorkですが、日本にはまだオフィスがありません。しかし、今年の秋頃にWeWorkが日本へ進出するのではという噂がささやかれています。働き方改革の進めている日本にも、WeWorkのようなコワーキングスペースが必要になってきています。ローンチが待ち遠しいですね。

WeWorkの企業理念は、「生活のために働くのではなく、人生を創造するために働く場所をつくる」です。これから、どういったサービスを展開していくのか、目が離せません。

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まとめ

WeWorkの日本進出は未定ですが、7月21日には日本出店にむけたイベントも開催されるとのこと。
オープン間近といったところでしょうか?

その話題性や店舗デザイン、コミュニティのデザインなど、魅力あふれるコワーキングスペースの出店で、
日本でもこれまでコワーキングスペースを利用する機会のなかった層のコワーキングスペース利用も期待大です。

今後も注目していきたいと思います!

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