時を超えたタイムレスなデザインオフィス家具の「USMハラー」

みなさんは「USMハラー」をご存じでしょうか?
スイスに拠点を置くUSMは、半世紀にわたり「形態は機能に従う」という企業理念を体現する、組み合わせ自由なシステムファニチャーを世界に送り出してきた有名家具ブランドなのです。
このUSMが辿り着いた機能美は、機能をつかさどる構造、高品質の素材、無駄のないデザイン、そして環境に配慮した最新の生産技術でのみ実現されています。
そこで今回は、時を超えたタイムレスなデザイン家具を生み出し続けているUSMハラーとはどんなブランドかをご紹介させて頂きたいと思います。

「USMハラー」の歴史について

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1960年に、USM創業者ウルリッヒ・シェアラーの孫で工学修士である3代目経営者ポール・シェアラーは、USMの新しい工場とオフィス別館の建設を計画しました。
当時ソロトゥルンを拠点としていた建築家フリッツ・ハラーと出会い、この若き建築家が提案するユニークな鉄骨モジュラーシステムに、自身の理想とするフレキシブルな工場建築の実現の可能性を見出したのです。
やがて、フリッツ・ハラーとの共同作業により、新しいUSMの工場とオフィス別館を建設し、その後二人は、オフィスで使うための家具システムの開発にも着手し、建築システムのコンセプトを家具に応用してオフィス空間の変化に柔軟に対応する家具システム「USMハラー」を生みだしたのです。
1961年に社内用に開発されたモジュラーシステムは、すぐにUSMのメイン商材となりました。
USMモジュラーファニチャーは現在もスイスのミュンジンゲンで生産されています。
1963年には、ポール・シェアラーとフリッツ・ハラーがフレキシブルな建設システムを応用して、USMモジュラーファニチャーを共同開発することになります。
1965年、ポール・シェアラーが設計したUSMハラーの基本部品である、ボール状のパーツを使ったコネクターを特許申請します。
そして、1969年にUSMハラーの生産・販売を開始します。
大型案件の第1号となる、パリのロスチャイルド銀行のプロジェクトを受注すしました。
1989年には、USMディスプレイ並びにUSMキトスの販売を開始します。

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そして、1993年に満を持して4代目経営者にポール・シェアラーの息子、アレキサンダー・シェアラーが就任するのです。
2001年には、USMハラーがニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションに加えられます。
これは快挙と言えるでしょう。
2008年、東京に現地法人を設立します。
USMハラーとUSMキトスが、環境基準「グリーンガード」の認証を取得したのもこの時期のことです。
そして、2015年にはUSMハラー生誕50周年を迎えました。

「USMハラー」の特徴について

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USMハラーの一番の特徴は、日々変化していくオフィス環境に柔軟に対応しているところにあります。
時代に流されない高品質な商品を、お客様1人1人のニーズに合わせてフレキシブルに対応し、提供し続けています。
USMモジュラーファニチャーは、スイスを代表する製品として、最良の材料と最高のクラフトマンシップを発揮し、多様化する環境における長期的なコストの削減と、快適な環境を両立させるコストパフォーマンスを実現しているのです。
家具とは配置する場所や用途により、求められる機能や形状が異なります。
USMモジュラーファニチャーは、数少ない部品で、オフィスやリビングリームを機能美あふれる空間に仕立てるオーダーメイドファニチャーであり、モジュラーパーツは追加・拡張ができ、一度組み立てたものも再構築が可能な為、将来のプラン変更にも柔軟かつ創造的に対応することができるのです。

「USMハラー」商品紹介

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では、「USMハラー」のおすすめ商品をご紹介させて頂きます。
こちらの商品は、「USMハラーテーブルプラス」です。
特徴は、シンプルなデザインはそのままなのですが、配線機能が進化しているという点にあります。

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テーブルトップに組み込まれた2つのアクセスポイントには、最大4つのアクセサリー類(モニターアーム、プライバシースクリーン、テーブルライト、USB接続用アダプター)を取り付けることができます。
ミーティングにおすすめなのはロングタイプです。

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3メートルのUSMハラーテーブル(素材:木、カラー:オーク、ホワイトオイルステインフィニッシュ)は、シンプルかつ美しくカットされており、洗練されたデザインで、USMの代表的な製品となっています。
続いては、オフィスに必要な棚もご紹介させて頂きます。

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家庭とオフィス環境の両方に適応できるように、わずかな基本部品で構成された家具になっています。
モジュールを組み合わせてユニットを構成することで、様々なスペースにも対応することができる為、オフィスの形状や広さも気にする必要はありません。
持続可能な製造技術や耐久性の高い素材に加えて、流行に流されない独自のデザインはいつの時代にもかわることのない「デザインアイコン」として認められ、ニューヨーク近代美術館の永久コレクションにもなっています。
次の世代にも引き継ぐことのできる一生物の家具と言えるでしょう。

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